軽貨物運送業を開業するメリットのひとつに「自分の生活スタイルに沿った形で開業できる」というものがあります。
例えば、脱サラして小さくても一国一城の主の個人事業主としてバリバリ稼ぎたいという「バリバリタイプ」の方から、定年後に何もすることがないので、ひまつぶし程度にやってみるかという「のんびりタイプ」の方、またその中間あたりで良いという「こなしタイプ」の方までさまざまです。
管理人が一緒に仕事をしている軽貨物仲間を分析してみるとこの3種類のスタイルに均等に分かれている感じがします。
そこで今回は管理人が感じたそれぞれのタイプの特徴をまとめてみました。
バリバリタイプ
バリバリタイプの方たちは、稼ぐために軽貨物を始めたという人が多く、とにかく朝早くから夜遅くまで働いていて、家族やローンの支払いのためにがんばって稼ぐという気持ちが行動や表情に表れています。
そのため、仕事に貪欲でどんな仕事でも自ら買って出ますので、請負先から信頼されて仕事も多く回ってくるという状態になる場合が多いです。
のんびりタイプ
のんびりタイプの方たちは、人手が足りない時に呼ばれるスポット便をやっている人が多く、年金をもらいながら、ひまつぶしがてらに軽貨物をやっているという人もいます。
そのため、仕事が忙しいと困ると言って、ひとつの仕事をわざと遅くしたり、次の仕事を受けないために完了報告を遅くしたりする人もいますので、請負先からは最終的に人手が足りない時の要員として考えられているようです。
こなしタイプ
バリバリタイプとのんびりタイプの中間のこなしタイプの方たちは、生活できるだけの収入になれば良いと考えている方が多く、軽貨物運送業という仕事を楽しんでいるような感じがします。
そのため、忙しい時は忙しいなりに、ヒマな時はヒマなりに仕事をこなしている方が多いようです。
まとめ
軽貨物運送業を開業しようと考えている方はだいたいこの3種類のタイプに分類できると思いますが、どのタイプの方でも廃業せずにちゃんと軽貨物を続けている方に共通することは「低姿勢で真面目」ということです。
一国一城の主と言っても、仕事を請け負い続けるには、やはり人となりや人間性が大切で「軽貨物は稼げない」とすぐにあきらめて廃業してしまう方は、個人事業主としての努力や仕事を請け負う努力をせずに、全て人のせいにしている方が多いように感じています。
ちなみに管理人は開業当初は「バリバリタイプ」でしたが今では完全に「こなしタイプ」です。
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