個人事業主として軽貨物運送業を開業するということは、すべての責任が自分に降りかかってきます。
そんなことは重々承知をしているつもりなのですが、ついうっかりということもあります。
先日、管理人も単純なケアレスミスで2日分くらいはタダ働きすることになってしまいました。
軽貨物運送業をやっている人にとってはありがちなことですし、自分を戒める意味でもここでその失敗を振り返っておこうと思います。
管理人の仕事は大手運送会社の下請けで担当エリアの企業に荷物を配達するというものなんですが、配達以外にも1日の5~10件くらいの集荷もあります。
集荷をする仕組みは朝の積み込み時に専用の箱に集荷伝票が入っていて、その情報が専用のノートに記載されています。
その伝票とノートを照らし合わせてから集荷に向かうというシステムになっています。
それは毎日のことなので、慣れてくると集荷伝票専用箱に伝票があるか、無いかだけで出発してしまうこともしばしばあります。
先日も、集荷伝票専用箱を見たら1枚の集荷伝票が入っていたので、その伝票を持ってそのまま配達に出発しました。
仕事はいつもと変わらず、順調に進み、配達も集荷もすべて完了して帰社しました。
集荷した荷物に伝票を張って、配達伝票を整理してから帰宅しました。
その日の夕方5時半ごろ、大手運送会社の担当者から電話があり出たところ「集荷伝票があるけど、集荷してきてないの?」という内容。
管理人は頭の中でその日の集荷の伝票と個数を思い出しましたが、それ以外にはまったく覚えがありませんでした。
結局、伝票は他の地域の伝票に挟まっていたらしいのですが、集荷専用ノートには管理人の名前がちゃんと記されているということで、100%こちらのミスということになってしまいました。
その責任は翌日の朝、スポット便を出して荷物を集荷してそのまま配達させるということになりました。
そのスポット便の費用は全額、管理人が支払うことに。
その距離は約120kmくらいなので、15000円くらいはかかるのですが、この金額はその日の売り上げよりも多い金額なだけでなく、その日に配達したガソリン代ももらえないのと同じですから、単純に2日分くらいはタダ働きになってしまいました。
朝、気を抜かずに集荷伝票と集荷先をしっかり確認していればこんなことにはならなかったのに…
本当に単純なケアレスミスで失敗した代償が約2日分のタダ働きです。
個人事業主としては責任を取るのは当然なんですが、もともと儲かっていないところへきて、支出が増えるというのは痛いです。
これから注意してやっていかなくてはを気を引き締めているところです。
と偉そうなことを言いながら、同じ失敗を過去に2回やっているので、もう自分が信用できません^^;
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