今現在、軽貨物運送業で使う軽1BOX車はスズキエブリイ系、ダイハツハイゼット系、ホンダアクティの3種類です。
このうち最も多いのは恐らく3社にOEM供給をしているスズキエブリイ系でしょう。
その次は2社にOEM供給をしているダイハツハイゼット系となりますが、ハイゼットがマイナーチェンジをして2017年11月13日に発売になりました。
大きく変わったのはやはりフロントマスクでしょう。
テレビCMでもそのあたりを強調していますし、確かに精悍な印象を受けるフロントマスクになりました。
しかし、軽貨物運送業者にとっては重要なのは見た目ではありませんよね。
個人的には車を選ぶ時に重要なのは燃費と荷室の広さだと思っています。
燃費を見てみるとリッター17~18kmとなっていますから、実走ではリッター15km走ればいい方ではないでしょうか。
燃費に関しては、走り方や状況によって変わってきますから、ある程度わかっていれば良いですが、荷室に関しては荷物を積む分量に影響してきますから、仕事で使う場合はさらに重要だと言えます。
そこで新型ハイゼットカーゴの荷室は旧ハイゼットカーゴの荷室と比べてどう変わったのかを調べてみました。
まず旧ハイゼットカーゴの荷室の広さを確認してみます。
荷室長:1860mm(1メートル86センチ)
荷室幅:1315mm(1メートル31.5センチ)
荷室高:1235mm(1メートル23.5センチ)
荷室体積:3.02立方メートル
次に新型ハイゼットカーゴの荷室の広さを確認してみます。
荷室長:1755mm(1メートル75.5センチ)
荷室幅:1270mm(1メートル27センチ)
荷室高:1210mm(1メートル21センチ)
荷室体積:2.7立方メートル
この数字を見ればわかる通り、荷室は完全に狭くなっています。
具体的にどれくらい狭くなっているのかと言いますと…
荷室長が-10.5㎝
荷室幅が-4.5㎝
荷室高が-2.5㎝
荷室体積が-0.32立方メートル
となっています。
軽貨物運送業者にとって、荷室が狭くなったというのは明らかにマイナスポイントだと考えています。
新型ハイゼットカーゴを購入の際はこのあたりを踏まえた上で買うことをおすすめします。
コメント