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運送業界でよく使う失敗系の業界用語まとめ

軽貨物運送業を開業すると、運送業界の一員になりますが、運送業界には運送業界特有の専門用語というものがあります。

仕事をしていれば、自然と覚えていくものですので、最初から知っておく必要はありませんが、初めて運送業界に足を踏み入れる方が一番注意しなくてはいけないのが失敗です。

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そこで予習できるように、よく使う失敗系の業界用語をまとめてみました。

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失敗系の運送業界用語

cyhek30-29 誤配(ごはい)

配達先を間違えて荷物を配達してしまうこと。

cyhek30-29 テレコ(てれこ)

誤配のひとつで、2ヶ所の荷物を逆に配達してしまうこと。

例えばA商事に荷物Aを、B株式会社に荷物Bを配達すべきところを、A商事に荷物B、B株式会社に荷物Aを配達してしまうことです。

cyhek30-29 口割れ(くちわれ)

1枚の伝票で複数個の荷物を扱う時に個数が足りないこと。

例えば、伝票は5個口なのに、荷物が4個しかないというときに「1個の口割れ」などと使います。

cyhek30-29 現認(げんにん)

配達先で荷物の破損の有無を確認してもらうこと。

荷物の外装、ダンボールなどがつぶれていたり、穴が空いているなどのダメージがある時に、その状態のまま配達して、配達先で荷物を確認してもらうことです。

cyhek30-29 荷崩れ(にくずれ)

配達中に荷台に積んである荷物が崩れること。

破損やダメージの原因になります。

cyhek30-29 落荷(らくに)

荷物を落としてしまうこと。

手で持っていた荷物を落としたり、車に積んである荷物がドアを開けた途端、落ちたりすることがあります。

cyhek30-29 置き配(おきはい)

配達先が不在で荷物を置いてきてしまうこと。

基本的に置き配は厳禁ですが、稀に「不在時は玄関前」などという指示がある場合もあります。

誤配の怖さ

ここに挙げた中でも、特に多いのが誤配なのですが、誤配の原因はほとんどの場合が「思い込み」だと言われています。

例えば、荷姿が似ているもしくは同じだったので、いつもの配達先だと思い込んで、配達してしまったなどということです。

こういった誤配は、配達前に荷物と伝票を付き合わせれば、確実に防げる失敗なのですが、どうしても慣れてくると省いてしまう工程でもあるのです。

ここで誤配をしてしまったせいで、大問題に発展してしまったケースをご紹介しておきます。

A問屋が送り主で届け先はBホームセンターという荷物。

ところがBホームセンターに届けるべき荷物をライバル会社のCホームセンターに誤配してしまった。

Cホームセンターでその荷物を開梱したところ、仕入れ値の明細が入っていたが、それはBホームセンターの仕入れ値だった。

同じA問屋から仕入れているのに、Cホームセンターの仕入れ値はBホームセンターの仕入れ値よりも、高かったことがわかってしまった。

これにより、荷物の送り主であるA問屋とは提携解除となり、元請の運送会社の信用と売り上げが激減してしまった。

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まとめ

仕事をしていく上で失敗は付き物ですが、ちょっとした注意を怠りさえしなければ、起こらないことばかりです。

1人の失敗がそれに携わる全員の仕事を奪ってしまうこともありますので、これから軽貨物で独立開業を考えている方は、売り上げを上げることよりも、失敗をしないということを意識しておきましょう。

それが自分の身を守ることにも繋がると言えるのではないでしょうか。

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