軽貨物運送業を開業するなら避けて通れない宅配便の仕事内容とは?

軽貨物の仕事は大きく分けると宅配便、スポット便、ルート配送の3種類があります。

厳密に言うと宅配便にも個人宅配と企業配送がありますが、宅配便と言えば通常、個人宅配のことを指します。

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それぞれの仕事にメリット、デメリットがありますし、個人個人で得意、不得意もありますので、どの仕事が一番いいかということは言えません。

しかし、これから軽貨物運送業を開業しようと考えている方はもちろん、すでに開業している方でも軽貨物の仕事を探している方にとって、避けては通れないのが宅配便です。

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2018年現在、日本全国のスマホの普及率が80%近くになっておりますが、さらに総務省もスマホの利用料金などに対して、利用者の経済的負担を軽くするような指導をしています。

それに伴いドコモ、au、ソフトバンクも料金体勢を見直す動きも出ているようですし、新たなキャリアとして楽天モバイルの参入も決まっています。

格安SIMなども充実していることから、スマホ普及率は限りなく100%に近づいていくかもしれません。(関連記事

スマホの普及が拡大すると共に年々拡大しているのがネット通販です。

ネット通販の拡大によって、軽貨物による宅配便の仕事も増加していますし、これからも増加していくことが考えられます。

また7月のお中元、12月のお歳暮の時期には物量が増えることから、ヤマト運輸などでは営業ナンバーを持っていない方も募集していることから、軽貨物の仕事の中でも需要が多いのが宅配便の仕事と言えるでしょう。

そこで今回は軽貨物運送業の基本とも言える宅配便の仕事内容について、改めて考えてみましょう。

宅配便の仕事内容というのを一言で言えば、担当エリア内の個人宅に伺って荷物を届けることです。

おおまかな仕事の流れは以下のような感じです。

  • 担当地域の伝票を町名ごとに整理する
  • 住所をカーナビや住宅地図で確認しながら回る順番を決める
  • 伝票と荷物を照らし合わせながら最後におろす荷物から先に車に積み込む
  • 配達スタート
  • 不在票を入れたお宅に再配達
  • 伝票を整理して提出する

宅配便を始めた当初は担当エリアの番地や道を覚えることで精一杯で時間もかかります。

しかし1ヶ月もすると番地を見ただけでどのあたりという見当がつくようになりますし、裏道でもこの道はあの道に繋がっているということもわかるようになります。

そうなってくると伝票を見ただけで回る順番を決められますし、道もわかるので簡単にルートが組めるようになります。

ここまでくれば時間も大幅に短縮されてきますので、仕事にも余裕が出てくると思います。

管理人が佐川急便の宅配をやっていた時の話ですが、市街地などの住宅密集地ですと移動に時間がかからないため1時間に10~15軒くらいは回れました。

郊外であれば、移動に多少の時間がかかるので1時間あたり6~8軒くらいが平均的でしょう。

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それでもこの軒数がすんなり回れればなんの問題もないのですが、個人の宅配便の場合は必ず不在があります。

不在の場合、不在票を書いてポストに投函する手間はかかるのに配達完了しないので1円にもなりませんし、再配達になればわざわざ戻らなくてはいけません。

個人的にはこの不在が宅配便の最大のデメリットだと考えています。

管理人の経験上ですが、不在軒数は多い時で3割ほど、少なくても1割ほどあり、平均で考えれば2割は不在と思っていた方が良いでしょう。

つまり100軒分の荷物を持ち出した場合、1度で配達完了できるのは80軒ほどで残りの20軒は再配達になるということです。

さらに再配達でも配達完了できるのは8割ほどで、朝持ち出した荷物が1個残らず配達できるということは非常に稀なケースだと考えていて間違いありません。

特にネット通販で注文する人は昼間は仕事をしているなどで時間が無くてネットで注文する場合も多いですし、ハイツやアパートで1人暮らしをしている人などはほぼ確実に不在です。

慣れてくると住所と名前を見ただけ、このお宅は不在ということもわかるようになりますが、その日の荷物は持ち出すのが基本ですので持ち出しますが、結局は不在票を入れに行くだけになります。

最近では荷物が頻繁に届くお宅では宅配ボックスを設置してくれている方も増えてはいますが、現状では不在で持ち戻りをする方が大半です。

軽貨物の仲間と宅配便の仕事の話が出てもみんな口をそろえて言うことが、不在が困るという意見で、それが圧倒的に多いことからもわかるように我々にとって不在はネックなのです。

宅配便は仕事としては安定しているものの、経験がある軽貨物運送業者は不在のことを考えるとあまりやりたがらないというのが正直なところです。

とはいえ、宅配便は軽貨物運送業の基本でもありますし、スポット便やルート配送よりも配達スキルが必要な仕事でもありますので、覚えておいて損はない仕事、覚えておくべき仕事だと言えるでしょう。