軽貨物運送業を営む上でかかる経費はいろいろありますが、絶対にはずせないもののひとつに任意保険があります。
軽貨物の仕事は最低でも1日50kmは走りますから、事故に対しての備えだけはしっかりしておかなくてはいけませんし、運送業者から仕事を請け負う場合には、任意保険証のコピーを提出する場合がほとんどです。
そこで気になるのが、営業用黒ナンバーの任意保険料ではないでしょうか。
今回は任意保険料についてのあれこれをまとめてみました。
黒ナンバーの任意保険料について
一般的に軽自動車と普通車の任意保険料を比較した場合、軽自動車の方が安くなりますが、営業用となると全く別物です。
なぜなら、走る距離が多くなる分、事故を起こす確率が高くなるからです。
また黄色ナンバーで掛けていた保険の等級をそのまま黒ナンバーに引き継ぐということもできません。
また、黄色ナンバーの軽貨物車では、年齢条件などの特約を付けることで、保険料が安くなりますが、黒ナンバーの場合は特約は一切ありません。
つまり、黒ナンバーの保険に入ると時は必ず新規で特約無しになりますので、保険料は確実に高くなります。
どれくらい高くなるかは一概には言えませんが、だいたいの目安としては月額10000円以上になる場合がほとんどです。
ちなみに管理人の黒ナンバーの保険料は、対人対物共に無制限、人身傷害1名につき3000万円、車両保険無しの20等級、63%割引で年額で57360円、月額4780円となっています。
黒ナンバーの任意保険の取り扱い保険会社
営業用黒ナンバーの任意保険の掛け金は高いですから、できるだけ安くしたいと考えるのが人情ですが、近年安いと評判の通販型の保険会社では、ほとんど営業用の保険は取り扱っていません。
つまり、黒ナンバーの任意保険に加入するには、大手の損保会社しか選択肢は無いということになります。
また、任意保険の他にも、配送中の荷物の破損などを保障してくれる貨物保険も加入しなければいけませんが、任意保険と違い、個人用の貨物保険を扱っているところは少ないですから、可能であれば団体割引が適用されるような組織や共済会などを探しましょう。
まとめ
任意保険料は軽貨物運送業を営む上で必要なものですから、加入するのは当然ですが、管理人が保険を選ぶ時に抑える最低限のポイントは、故障時の無料レッカーサービスの有無です。
事故は滅多にありませんが、車の故障は軽貨物運送業にはつきものですから、いざ故障してしまった時は無料のレッカーサービスはとても便利ですので、必ず確認しましょう。
ちなみに管理人は、バッテリー上がりとオルタネーターの故障で利用したことがありますが、とても助かりました。
コメント
執筆者さんはどちらの保険を利用されているのですか?
コメントありがとうございます。
筆者は損保ジャパン日本興亜を利用しています。
こちらの記事で詳しく説明していますので、よかったらご覧になってみてください。