軽貨物運送業の仕事には、宅配、企業便、ルート配送、スポット便などがありますが、安定して需要があるのはやはり宅配でしょう。
昨年のヤマト運輸の問題でも明らかになったように宅配業者は深刻な人手不足の状態が続いていますから、タイミングさえ合えば宅配の仕事が最も探しやすいと思っています。
もちろん管理人も宅配を経験したことがあるので、メリットもデメリットもわかっているつもりですが、宅配の仕事で最も難しいところは、荷物のお届け先が個人のお宅というところでしょう。
企業便などは、お届け先が企業なので9割方、看板が出ていますから見つけやすいですし、一度配達したところへな二度三度配達することも少なくありませんので、比較的、覚えやすいものです。
ところが宅配となると個人のお宅ですから、看板などは出ているはずもなく、表札だけが頼りなのに表札すら掲げていないお宅もたくさんあります。
さらに通販好きのお宅は何度もお届けに行きますが、お中元やお歳暮だけをお届けするお宅は年に数回しか配達しない上、持ち出し数の1割~2割は不在と考えていて間違いありません。
そんなことから、宅配を知っている軽貨物業者の中ではあまりやりたがらない仕事なのも事実です。
しかし、軽貨物の仕事がまったく無い場合は否応も無いので、宅配の仕事でもあればやらせてもらうでしょう。
宅配をする時に必要不可欠なアイテムはなんと言っても住宅地図です。
住宅地図というのは、個人宅と個人名が掲載されている地図で個人宅を特定するためには必ず必要なのですが、管理人が知る限りは、通常のカーナビでは基本的には見られないようになっているようです。
なので、本の住宅地図を買う以外、入手する方法は無かったのですが、1冊1万円台~3万円台と非常に高額です。
もちろん一軒一軒しらみつぶしに調べ上げる手間を考えたら、価値と価格のバランスとしては高くはないのでしょうけど、売り上げの少ない個人事業主には高額には変わりありません。
それでも配達担当地域が1ヶ所なら1冊で良いかもしれませんが、配達担当地域が変わることもあり、その場合は新たにその地域の住宅地図を買わなければいけないということもあり得ます。
そんなことも宅配のデメリットのひとつではあったのですが、スマホやタブレットで住宅地図が見れるサービスがあることを発見しました。
それは住宅地図のトップ企業、ゼンリンから提供されているサービスで、その名もズバリ、ゼンリン住宅地図スマートフォンです。
ゼンリン住宅地図スマートフォンは、住宅地図の最大の特徴でもある個人宅や個人名がそのままスマホに表示させられます。
カーナビで近くまで行ったら、ゼンリン住宅地図スマートフォンを開いて個人宅を特定するという使い方をすれば迷うことなく宅配ができます。
さらにタブレットでも表示できるようですから、老眼で小さな画面が見にくいという方や夜間の配達時などにスマホでは小さいという方には便利ですね。
宅配するなら必須のゼンリン住宅地図スマートフォンは月額900円で利用できますから、何万円も用意しなくてもいいですし、月単位で利用できるのも便利ですね。
さらに利用料金の支払いは携帯料金の支払い時にできますし、docomoかauのスマホを使っている方は14日間無料でお試しができます。
詳しい内容はゼンリン住宅地図スマートフォンを確認してください。
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