軽貨物運送業は車を走らせてナンボの世界です。
荷物を積んで走れば走るほど稼げるわけですが、走れば走るほど経費もかかってきます。
そのひとつがタイヤです。
この画像は半年前に新品で入れたスタッドレスタイヤで運転席側の前輪です。
外側はまだ山がありますが、内側のすり減り、いわゆる片減りがひどくて山は全くありません。
助手席側の前輪は、右側ほどの片減りはなく、外側も内側も同じような減り具合です。
今までは4月になったらスタッドレスタイヤから夏タイヤに履き替えていたのですが、今回は新品のスタッドレスタイヤは軽貨物の仕事をしていた場合、どれくらい使えるのか実験をしてみようと思い、履き替えませんでした。
管理人の場合、1ヶ月の走行距離は3000kmくらいなので半年で約18000km走る計算になりますので、半年で前輪はかなりのすり減りがあることがわかりました。
それに対して後輪は片減りしていず、均一に山が残っています。
この状態であれば、あと半年乗って、また新品のスタッドレスに履き替えれば、年間のタイヤにかかる経費がスタッドレス4本分で済むわけです。
今までは夏タイヤとスタッドレスを2年ごとに新品を入れていたので、経費的には同じですが、スタッドレスタイヤが1年持てば、常に新しい状態のスタッドレスタイヤで冬を迎えることになりますから、タイヤの経年劣化がない分、安心ですよね。
しかし今の状態のタイヤをあと半年持たせるためには、前輪を後輪に、後輪を前輪に入れ替えるタイヤローテーションが必要です。
タイヤローテーションはカーショップなどでやってくれますが、ほとんどの場合、1本500円計算なので、4本で2000円かかります。
これが高いか安いかは個人の基準によりますが、なるべく経費をかけたくない管理人は自分でやることに決めました。
とはいえ、自分でタイヤローテーションをするには、最低でもジャッキスタンドが2基必要です。
そこで通販での最安値を調べてみたところ、耐荷重2トンの2基セットが送料無料で2160円でした。
カーショップでタイヤローテーションを1回するのを同じ価格です。
このジャッキスタンドを1セット持っていれば、何度でもタイヤローテーションができるわけですから、軽貨物運送業を続けていくなら持っていて損はありませんね。
しかし、年に1~2度のためにジャッキスタンドは買いたくないという方もいると思います。
そこでジャッキスタンドを使わずに自分でタイヤローテーションをする方法をご紹介しておきます。
自分でタイヤローテーションをする方法
ジャッキスタンドを使わずにタイヤローテーションをするために必要なものは、スペアタイヤもしくは同じサイズのタイヤ1本です。
タイヤローテーションは右前輪を左後輪、左前輪を右後輪の対角線の入れ替えのやり方をまとめておきます。
①右前輪を外したら、スペアタイヤを取り付ける。
②左後輪を外し、①で外した右前輪を取り付ける。
③左前輪を外し、②で外した左後輪を取り付ける。
④右後輪を外し、③で外した左前輪を取り付ける。
⑤スペアタイヤを外し、④で外した右後輪を取り付ける。
これで前後の対角線のタイヤローテーションができます。
まとめ
ジャッキスタンドを使おうとも、スペアタイヤを使おうとも、タイヤローテーションは体力が必要です。
お金がたくさんあれば、カーショップに頼んでコーヒーでも飲みながら待っていれば良いんですけど、稼ぎの少ない個人事業主としては経費はなるべく抑えておきたいものなんです。
コメント
はじめまして!
片減りの件ですが、トー調整の狂いの可能性ありですよ!
もう履き替えられているとは思いますが、チェックしたほうがいいと思います。
燃費に響きますから(T_T)
はじめまして!たかさん。
なるほどトー調整というのをした方がいいんですね。
貴重なご意見ありがとうございます。