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居眠り運転防止装置『オキテ』はスポット便や長距離ドライバーの必須アイテムとなるのか?

軽貨物の仕事のひとつにスポット便やチャーター便と呼ばれるものがあります。

スポット便の仕事の特徴としては、お客様の都合に合わせた配送なので、急に依頼が入ります。

しかもほとんどの場合は長距離で急ぎの配送となるので高速道路を使うことになります。

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軽貨物運送業を開業する前に知っておきたい基礎知識

目的地まで200kmくらいまでで、当日の朝から昼にかけての依頼であれば、夕方から夜までには到着できますが、管理人の経験上、急ぎのスポット便の多くが夕方の依頼で翌朝一番で目的地に着ける、いわゆる『朝着け』がほとんどでした。

200km圏内でしたら、夜中の3時とか4時ごろ出発すればよいのですが、300km以上となると時間に余裕を持ってでなくてはいけません。

そうなると寝ずに高速道路を走ることもままあり、単調な景色が続く高速道路を長時間走っているとどうしても眠くなってきます。

そこで最も怖いのが“居眠り運転”です。

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言うまでもなく居眠り運転には重大な事故を引き起こしてしまう可能性が高いです。

軽貨物運送業の失敗の中で最悪の失敗が事故を起こしてしまうことですので、居眠り運転は避けなければいけません。

管理人も赤帽で開業した当時はスポット便しかやっていませんでしたので、知らず知らずの内に意識が飛んでいるような軽い居眠り運転状態を何度か経験したことがあります。

後述しますが、それに気付いた時はホントにヒヤッとします。

眠気を防止する方法には、顔を洗う、体操をする、ガムを噛む、などがありますが、本当に眠い時はそれらの対策も一時的なものに過ぎず、またすぐに眠くなります。

管理人が最も効果があった眠気覚ましは太陽の光を浴びることでしたが、最も眠くなるのは日の出前の1~2時間だと思いますので、残念ながら時間的矛盾が生じてしまいます。

そんなことを試行錯誤しながらスポット便をやっていましたが、文明の利器というのはありがたいもので、カーナビやドラレコで有名なメーカーのユピテルから『オキテ(OKITE EWS-CM1)』という居眠り運転防止装置が発売されています。

さらに顔が横向きなどになった状態が3秒以上続くとやはり警告音が鳴りますので、わき見運転を防止してくれます。

まだそれほど普及していないこともあり、アマゾンのユーザーレビューを見ても2人が「眼鏡だと反応しない」と「脇見運転には敏感に反応」という2つしか評価がありませんので、現時点での良し悪しは判断できません。

それでもこういった機器の技術が発展していくきっかけとなっていくことには間違いないでしょう。

ただしひとつだけ注意しなければいけないのが、目を開けたまま意識だけが飛んでしまう居眠り運転もあることです。

前述しましたが、管理人も一度だけ、目を開けたままで完全に居眠り運転をしていたことがあり、その時の怖さや焦りは今でも忘れません。

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その仕事は群馬から京都まで約400kmほどの朝着けの仕事でした。

当時は繁忙期だったこともあり、毎日のように300km以上の仕事をしていて、その時も寝不足状態でどうにか時間に間に合わせて、無事荷物をおろせたのですが、帰り道の高速道路が空いていて、ほとんど車がいない状態でした。

天気も良く気温も快適なところにきて、道も気を使うような状況ではなかったことから80kmほどの速度で一定な走行していました。

100メートル以上前に黒のオデッセイが走っていて、その車との距離を保ちながらずっと運転していたのですが、短いトンネルに入った瞬間、頭の中で「バチッ!」という強烈な音が聞こえ、ハッとしたところ100メートル以上前を走っていたはずのオデッセイが5メートルほど前にあったんです。

慌ててブレーキを踏み、減速したので事なきを得ましたが、もしそのまま走っていたらと思うとゾッとします。

寝不足、快適な陽気、単調な景色、周囲に気を使わないといった条件が整ったことから、恐らく目を開けたままで、頭が寝ているという状態に陥ってしまったのだと思います。

残念なから、オキテでは瞼の動きで警告音を発する仕組みですから、こういう状態では機能しない可能性が高いでしょう。

いずれにしても、居眠り運転やわき見運転は重大な事故を引き起こす原因ですから、機器に頼るのは予備的なものとして考え、常に安全運転を意識していることが大切ですね。

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